外国為替保証金取引(Foreign eXchange)の口座を作り、デモトレードを実施したり、実際にトレードした人の中で、FXのトレード方法を改めて勉強しようと思った人も多いのではないでしょうか?

 

実は私もかつて、トレード方法やテクニックなどを知らずにいきなり取引をし、あっという間に損失も出してしまいました。

投資を行う前に、まずその投資の特徴やトレード方法を知る必要があると思って勉強をし直したものです。

 

今回、これからFX取引をやってみようと思う方に、まずは取引の特徴FX初心者向けのトレード方法を知っていただき、大きな損失を出さずに取引できるコツをご紹介したいと思います。

 

トレードのスタイル

トレードスタイルは、大きく3あります。

FX専業トレーダー以外の方(日中働いている人、専業主婦など)は、スイングトレード、ポジショントレード向きといわれています。

自分の生活のリズム等を考慮し、どのようなスタイルが合うのかを知ることが重要です。

 

手法 期間 獲得する利益 スタイル
デイトレード 数分~1日以内 為替差益 1回のトレードで10~50銭(pips)程度の利食いを目標に、1日数回程度取引します。

取引は1日で終了。寝る前に損益を確定して、寝ている間の相場変動の影響を受けないようにします。

スイング
トレード
1日~数週間 為替差益 目標とする利幅は100銭(pips)程度とします。

トレンドが出やすい通貨ペアが向いています。ユーロ/円、ポンド/円、ユーロ/米ドルあたりの通貨ペアは、トレンドが出やすいとされています。

ポジション
トレード
数週間~数年 為替差益
+スワップ金利
1度取引を開始したら、基本は放置します。

長期で保有することにより、利幅が大きく、スワップ金利が得られるメリットもあります。

 

スイングトレードポジショントレードは、中長期の取引となるため、大きな利益が出る反面、損失が出る可能性もあります。

とはいえ、取引可能な時間帯が制限されているのが現状と思いますので、取引が活性化する時間帯に集中した投資も現実的なトレードスタイルと思います。

トレードする時間帯

 

FX24時間取引が可能ですが、各国の為替市場が開いている時間帯、相場が活発化する時間帯は通貨単位に異なります。

FXトレードを本業にしている人、一日中為替の動きを監視できる人は通貨ペアごとに取引する時間帯を変えることができますが、日中働いている人や専業主婦はそうもいきませんので、取引を行う時間帯を決めて行うことをお勧めします。

例えば、日中は会社で働いている人は仕事が終わった後に市場が開く米国市場(22:0024:00)、日中に時間が作りやすい専業主婦などは日本市場(9:0011:00)や欧州市場(16:0018:00)にターゲットを絞るなど

 

 

FXの注文方法

FXの取引は、外貨を買った場合は売ることで、外貨を売った場合には買い取ることで成立し、損益が確定します。

為替変動が想定通りに進んだ場合は、できるだけ利益を確保したいと思いますし、その逆に進んだ場合には、損失を最小限にしたいために、「成行注文」「指値注文」「逆指値注文」を駆使します。

 

成行注文は、今すぐ取引したい場合に、レートを指定せずに注文する方式です。「指値注文」と「逆指値注文」は、ともに買いたいレート、あるいは、売りたいレートを指定して注文する方式ですので、レートが指定した値にならないと取引が始まりません。

 

指値注文は、レートが指定した金額より下回ったら買い、上回ったら売る注文方式逆指値注文は、レートが指定した金額より上回ったら買い、下回ったら売る注文方式です。

後ほど説明しますが、「指値注文」「逆指値注文」は、使い方・組合せによって、損失を最小限にすることも可能です。

FXの注文方法には、

IFD(イフダン)

新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効になる決済注文をセットで出すことができる注文方法です。

例えば、1ドルが110円になったら買い、115円になったら売る、という注文を行うことが可能です。なお、2つ目の注文(115円になったら売る)は、最初の注文(110円になったら買う)が成立しなければ、発動することはありません。

この方式では、想定の逆に進んだ場合に、自動で止めることが出来ません(手動で決済注文を出す)。

 

OCO(オーシーオー)

新規注文または決済注文において、異なる2種類の指値(ストップ)注文を同時に出しておき、いずれか一方が成立したら自動的にもう片方がキャンセルとなる注文方法です。

例えば、現在1ドルが110円のときに買ったと仮定します。115円になったら売り、105円になった場合に損失を抑えるために売る注文を出します。

 

IFO(アイエフオー)

IFDとOCOを組み合わせた注文方法で、IFDと同様に新規注文でのみ選択できます。新規注文と同時に、その新規注文が成立した際に初めて有効になる2種類の決済注文を1回の取引で出すことが可能です。

例えば、現在、1ドルが109円と仮定します。110円になったら買い、115円になったら利益確定し、105円になったら損益確定とする注文を出します。

 

FXは突然の為替変動で大きな損失が出てしまうことがありますので、IFD/OCO/IFOを選択して、損失を最小限にする注文をすることをお勧めします。

 

 

リスク管理について

FXは少額で始めることが出来る投資ですが、必ず増える保証はありません。

為替は、政治や経済、その国の雇用統計や景気指標で変動しますし、政治家の発言でも変動しますので、テクニカル分析等さえ理解すれば、損をしないというものではありません。

 

リスク管理の方法は、大きな損失を出さないように、許容できる損失の範囲を決めることだと思います。

損をしたくないという気持ちがあると、判断が鈍ってしまい、損切りのタイミングを見失うことがあります。

あらかじめ、損失の範囲(損失額や資金に対する割合など)を許容範囲としてしまうことで、迷いがなくなります。また、損切りについても、手動で決済取引をするのではなく、機械的に実行する(「指値取引」や「逆指値取引」を使う)方法が、感情的にならず、よいと思います。

 

損失を出さないためには、

  • 大きな取引をしない。
  • 1回の取引における利益額・損失額をあらかじめ決めておく。
  • 損切りのタイミングを決めておく。

などの自分のルールを決めて、ぶれずに実行できるかにかかっています。

 

やってはいけないこと

こうやったら損失が出ない、という方法はありませんが、FX取引においてやってはいけないことというのは、

  1. 焦って取引しないこと
  2. 自分の取引スタイルを崩さないこと
  3. 損を取り返そうと躍起になること

だと思います。

 

とあるトレーダーさんがおっしゃっていましたが、「乗り遅れた電車に飛び乗らないこと」という言葉は的を得ていると思います。

私にも経験があるのですが、目の前で上昇or加工トレンドがあり、そこに急いで乗ろうと焦って取引をすると、取引が確定した時点から逆に動くこともあります。

日常生活において、電車に乗り遅れそうなときは1本送るように、トレードもまた波が来るのを待つのがよいと思います。FXのよいところは、買うだけではなく、売ることもできるので、どちらかの波を待てばよいのです。

 

トレードスタイルの変化は、スイングトレードをしていたのにデイトレードに切り替えたり、1050銭の利益狙いから100銭以上の大きな利益狙いに変更したりといった急なスタンスの変更はうまくいけばいいのですが、大きな損失が出る可能性もあります。

また、取引時間帯を増やすことで、本業の仕事に影響が出てしまうこともありますし、常に為替が気になる生活というのは、日中働く人にとっては精神衛生上、あまりよくありません。

 

損失を出してしまったとき、その損失を埋めようと、繰り返し取引をしてしまうことがありますが、一度頭を冷やすなど、時間をおくことが大事です。私も経験したことがありますが、損失を取り返そうと焦ると、さらに損失を出してしまう気がします。

 

まとめ

FXのトレード方法について、ご説明しました。

 

FXに限らず、投資というのは利益が出ることもあれば、損失が出ることもあります。

大事なことは損失を最小限に抑えることですが、欲が出てくると大きな取引をしようとしますし、大きな損失を出すと、それを取り返そうと、また大きな取引をしようとしてしまいます。

 

大事なことは、「大きな損失をださない」ことですので、まずは自分なりのトレードスタイルを確立することが大事ですし、それをするためには、実際に取引を重ねることで、経験を積むしかないと思います。

うまくいっているときもうまくいかないときも冷静でいられること、投資における一番大事なことは、心のゆとりかもしれませんね。

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